2008年08月01日
読書感想

出ました!笹本稜平の新刊。山岳ハードボイルドでは一押しの作家で、これまで【天空の回廊】
【グリズリー】 【極点飛行】など数々のヒットを飛ばしている。もう、どれもワクワクだよ。
さて、今回の作品【還るべき場所】は高校時代から登山を始めた仲間同士が、やがて世界に飛び出していって活躍。その後、K2で恋人を失い、失意のどん底から這い上がっていく主人公。登山ツアー会社を立ち上げた、かつての友人とともにヒマラヤに還って行くというストーリー。
恋人を失っちゃあいないが、ガイドとしての姿が自分にダブって、つい引き込まれていってしまったが・・・。まず、この本 誤字が3箇所あり。おいおい、全国版だろ、しっかりしろよ。
さらに、最後の方で、ヒマラヤ登山シーン。固定ロープにアッセンダーを2個セット!?
そんなのオーバーハングでもないかぎり、ありえな~い。普通は左用のアッセンダーと60cmクイックドロー1個だろ。右手はピッケルでさ。
【クリフハンガー】や【バーチカルリミット】みたいに素人騙し的な部分が数箇所あり。面白かったけど、ちょっとザンネ~ン。
それより、なんてったて今年のNO.1はコレ。

石田光成の大群をわずかの兵で撃破した、成田長親軍。
【荒野の7人】と【三国志】を足したような快感だったな。
リーダー論のビジネス書としてもいけるぞ、これは。
最後に、城を光成に明け渡すシーンは感動もの!涙チョチョ切れだよ。
まあ、暇なら読んでみれ!
Posted by 俺オレ28 at 16:08│Comments(0)│TrackBack(0)

